イベント後記
2012年10月11日(木)〜13日(土)
日本橋人形町第七回「人形市」
今年は、中央区で開かれていたIMF国際通貨基金の総会開催に合わせて、11日から13日まででした。
お天気にも恵まれ、多くのお客様が人形市に足を運んでくださいました。
昨年、一昨年も来たのよ。という方も多く、毎年、一回だけのイベントを楽しみにしているお客様がたくさんいました。
今年は、全国のお土産品を中心に展示させていただきました。
初日からコレクターの方、海外からいらっしゃった方とどんどんご購入いただき、写真に撮っていないお人形もたくさんありました。
古いこけしや雛人形のセットはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン等のお客様のもとへ。
こちらの人形市は毎年抽選で出店が決まります。来年もお会いできると嬉しいです。
ありがとうございました。
2011年10月13日(木)〜15日(土)
日本橋人形町第六回「人形市」
今年も参加させていただきました。今年は最終日が土曜日ということもあり、たくさんの方々でにぎわっていました。
昨年きていただいたお客様との再会などもあり、充実した三日間でした。
人形町通りにある「町火消し」のかりくり櫓。一時間ごとにからくり時計が動き出し、 木遣の声が響きました。 お客様がそれをご覧になるために、テント横に集まります。 |
準備中の様子。左右の旗は上田市の市役所からお借りしました。 この旗を見て、 「信州の上田から来たの?」「昨日上田に行っていたのよ」「懐かしいわ」 とたくさん声をかけていただきました。 |
古いお雛様やお人形を見ながら、 「私も持っているわ」 「そういえばどこにしまったかしら?」 と懐かしむ方。また、 「ひとつだけでも飾ってもおかしくないわよね」 と五人囃子の一人をご購入される方。 海外へのお土産にお買い求めをいただくこと。 いろんな思いがありました。 |
上田の繭を使って繭人形を作りましたが、昨年の兎に続き、干支をお求めになっていらっしゃる方が増え、 嬉しい限りです。 来年も参加できたら、いいなぁ〜。 |
最終日、TBSラジオの取材があり、上田に所縁のある永六輔さんの番組に出演させていただきました。 昨年はテレビ東京のニュース番組でちらっと映っていたようです。 たくさんのお客様が足を運んでくださり、大盛況のうちに終了しました。 今年も本当にお世話になりました。 また来年宜しくお願いします。 |
ホテル日航成田 展示会
日本の方だけでなく、海外からのお客様も多く、繭人形、和紙人形をたくさんの方々に見ていただくことができました。中でも、「折り紙教室」はニューカレドニアから来たフランス語圏の子どもたちと楽しむ機会があり、言葉の壁を越えて交流ができました。
飛行機の都合で、四日間このホテルに滞在していた子どもたちですが、日に日に人数が増え、遊び盛りの時間を一緒に過ごせたことは私にとってもとても楽しい時間となりました。
旅行の行き帰りのお客様の中には、海外旅行のお土産にと人形をお求めになったり、「折り紙を覚えたので・・・」と売店で千代紙を購入されたり、と今回の展示でも多くの出会いがありました。
ホテルが宿泊だけでなく、日本の入り口であり、また癒しの時間を過ごせる場であることを再確認させていただきました。
ホテルのサポートセンターのみなさんにも大変お世話になりました。経験豊富な皆さんのお話を伺うだけでも、まるで自分が経験をさせていただいたかのような気持ちになることができました。
「伝統文化」という仰々しいものではなく小さなお子さんたちとの交流でもこんなに素敵な時間を過ごすことができるのだなぁ〜というのが実感です。
韓国、中国の旅行者の方も写真をとったり、小さな和紙人形のプレゼントに大変喜んでくださり、帰りのバスをお見送りした際には満面の笑顔で手を振り返してくれました。
ほんの数時間、いやもっと短い一瞬一瞬の出会いにとても感動しました。
今後もこの場所で展示を・・・とのお話をいただき、私もさらに一歩人形創りを進めたいと思います。
次回もどうぞよろしくお願いします。
(2011.2.22 上田民芸社 佐藤由里)
ニューカレドニアからの旅行の子どもたち/ サポートセンターの皆さん/写真左から今井さん、私、井上さん、高松さん |
2010年10月13日、14日、15日に行われた日本橋人形町での「人形市」今年で開催5年目とのことでしたが、私が参加するのは初めてでした。
他のイベントに来て下さったお客様からの紹介で、人形市実行委員会へ連絡をしたところ、出店希望者多数のため、抽選とのこと。なかなか狭き門なのだと半ばあきらめ気味でした。
申込後しばらくして、今回参加できるとのご連絡を受け、思わずガッツポーズをしてしまった私です。
準備には説明会の参加の他、人形の準備、ディスプレーの準備などなどがあります。他のイベントにも参加していたので、ばたばたと慌ただしい時間を過ごしました。
当日の様子はこちら。
古くから人形を扱うお店が多かった人形町ですが、今では浅草橋方面へと店舗が移動し、人形町、水天宮さま界隈での人形の販売は少なくなってしまいました。人形市が始まって、昔からの人形をお求めの方、新しい手作りの人形をお求めの方、数多くの人形作りのプロが出店されていました。
繭人形はこの会場でも私たち一軒だけの出店だったため、たくさんのお客様が関心をもってご覧になってくださいました。
明治時代くらいからの雛人形、五月人形などの展示もしていたため、それらについてのお話もすることができました。
当日はスーツを着た男性のお客様も多く、また10月という時節柄来年の干支(うさぎ)をお買い求めになるお客様もいらっしゃいました。
毎年決まった時期に決まったお人形を・・・というお客様も大勢いらっしゃるので、これからも人形市に参加できたらいいなぁと思っております。
たくさんの方々にお声をかけていただき、またお人形の写真を撮ってくださる海外からのお客様も多く、とても有意義な三日間を過ごすことができました。
次回もどうぞよろしくお願いします。
上田民芸社 佐藤由里